Cosmic Rhythmとは
Oneness(この宇宙に存在する全てはひとつ)という哲学的思想がコンセプトであり、それを視覚化する試みである。この考えを基に独自の絵画技法 Cosmic Rhythmで表現している。それは、木材に直接描くことで、自然との調和を表現するものだ。木目は時の流れや天候、重力、季節、自転など―自然の力が刻んだ痕跡であり、まさに宇宙のリズムそのものだと考える。そのリズムに寄り添い描くことで、自然と人間、過去と未来、個と全が調和する物語を紡ぐ。このアプローチは、釈迦(紀元前5〜6世紀頃)の縁起の法則や、日本の伝統的な侘び寂び、自然崇拝、一期一会などの精神に通じている。作品を通じて、鑑賞者が宇宙のリズムを感じ、新たな視点や洞察を得るきっかけとなることを願っている。そして、私たちの世界に希望の光を差し込む一助となることを信じている。















































