桜河
題名:桜河(おうが)
画材:愛、氣、アクリル、木板
縦横:36.4cm x 51.5cm
制作:2023年
詩:桜河
散りゆく桜
どこへ行く
咲き誇る桜
どこから来た
それは見えない
だけど繋がっている
それは見えない
だから繋がっている
解説:桜河
春に咲いては
季節の終わりと共に散っていく桜
毎年、日本では
当たり前のように
見る光景だ
しかし、この現象は
度重なる奇跡によるものだ
たまたま
誰も切り倒さなかったから
たまたま
木が育つ環境があったから
たまたま
そこへ種が落ちたから
きっと
このまま元を辿れば
無限連鎖的なたまたまの重なり合いの
果てに宇宙の起源まで行き着くだろう
そもそも
その桜を見ている貴方も
同じように無限連鎖的な
たまたまの重なり合いの塊でもある
そのたまたまの
「全て」が繋がっているから
また桜が咲いて散っている
光景を見れる
そのたまたまの
「全て」の繋がりは
いつだって目には見えない
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