Love & Graviton
題名:Love & Graviton
画材:愛、氣、アクリル、木板
縦横:36.4cm x 51.5cm
制作:2023年
詩:Love & Graviton
正しいか
どうかじゃない
信じるか
どうかなんだ
解説:Love & Graviton
”Love is the one thing we’re capable of perceiving that transcends dimensions of time and space. Maybe we should trust that even if we can’t understand it yet.”
=「愛だけが、時間も空間も超えられる。
たとえ理解できなかったとしても、
信じてみるべきなのかもしれない」
このセリフは
クリストファー・ノーラン監督の
映画「インターステラー」の中で登場する
ある博士が発する。
本作は宇宙を舞台にした壮大な映像作品で
ありながら人間愛をテーマにしている。
そして、
「愛(Love)と重力子(Graviton)だけが
時間と空間を超えていける」
この論理が軸となり物語が展開していく。
もしも、
過去の誰かにメッセージを送りたい時。
また遠い未来の誰かからメッセージを
受け取りたい時は、
愛と重力子が
鍵になるかも知れない。
そして、あなたの持つ
暖かく優しいその愛は
重力子と共に時間も空間も
超えていくかも知れない。
解説:Love & Graviton 2
現代科学では、
愛の存在の実証は
まだ出来ていない。
しかし、私達は
愛を感じることは出来る。
重力子に至っても
仮説であり、存在の実証は
まだ出来ていない。
しかし、私達は
重力を感じることは出来る。
いつだって本当に大事なことは
曖昧な存在でいて
目にも見えないものなのかも知れない。
解説:第3の目
本作は絵の裏側から光を当てると
描かれている人物の眉間あたりが
光って浮き出てくる仕組みになっている。
この現象は支持体である木板(木)の
節があるが故である。
自然(宇宙)の偶発でいて必然的、
不完全でいて完全であるという
曖昧な美を彷彿させる。
また、スピリチュアルやヨガの世界では
この光る部分を「第3の目」と呼ぶ。
人体的には脳の中心の部位である
松果体がある場所である。
ここを活性化させることは
才能、直感、第6感などの開発に
関わると言われている。
最後に以上の解説を踏まえて
もう一度、
以下に詩を記しておく。
詩:Love & Graviton
正しいか
どうかじゃない
信じるか
どうかなんだ