ゆく河の流れ | 絵 | Kota | Oneness Artist

ゆく河の流れ

題名: ゆく河の流れ

画材: 透明水彩、ペン、インク、水彩紙

縦横: 40.9cm x 29.5cm

制作:2021年

解説: ゆく河の流れ・鴨長明

ゆく河の流れは絶えずして、

しかももとの水にあらず。

よどみに浮ぶうたかたは、

かつ消えかつ結びて、

久しくとゞまりたるためしなし。

世中にある人と栖と、又かくのごとし。

 

ゆく河の流れ・鴨長明

 

解説2: ゆく河の流れ

はるか昔、平安時代の歌人である

鴨長明の「ゆく河の流れ」という詩作品を

独自の視点から絵画作品として現代に昇華した作品です。

河の水は一度として同じということはなく、

絶えず動き続け、清らかに循環していきます。

人も建物も時代も同じように絶えず変化をし続けています。

いつの時代も、どんな国でも、どんな場所でも

同じように変化を繰り返し循環し続けています。

何かが生まれては死んでいき、

そしてまた何かが生まれていく不思議。

今この瞬間も何かが変化し続けている

渦の中で今ここに存在している奇跡。