EYE(←) | 絵 | Kota | Oneness Artist

EYE(←)

題名:EYE(←)

画材:アクリル、バーニッシュ、木板、キャンバス

縦横:H99 x W99 x L2.5 (cm)

制作:2024年

作品画像:EYE(←)

作品解説:EYE(←)

2つで1つになる作品である。木材特有の形と木目から絵を展開させ制作した。木目に沿って描く、Kota独自の画法Cosmic Rhythmに違う素材(キャンバス)を混ぜ合わせた試みの作品であり、「陰陽の思想」と「目」に焦点を当てている。

この2点の作品は、一緒に揃えることで陰陽の表現が付与される。陰陽とは中国古代の思想であり、全く性質の異なる氣が互いに対立し依存し合いながら万物を形成していると説く。この思想では宇宙の成立をはじめ、森羅万象のあらゆる仕組みについてを解説する壮大な理論である。本作では、EYE(←)が陰、EYE(→)が陽に当たる。

“The eyes which are the windows of the soul.”  は、古代ギリシア哲学者 Platon (紀元前427〜前347)の言葉であるが、日本語にも “目は心の鏡”という同じような意味のことわざが存在している。現代人もこれらの言葉には共感できる人が多いと思う。つまり、目という器官には感情や心など直接的に眼に見えないものが表現されることは、古代から世界中で人類の共通認識だったと言える。

また、偶然か必然か「eye」の発音である「άɪ」は、日本語の「愛」という言葉とほぼ同じ発音である。「愛」の意味は英語で「love」である。本作では感情や心と同じように、愛も目には表現されることを示唆している。