PPF
題名:PPF
画材:愛、氣、アクリル、メディウム、スケートボード
縦横:19cm x 78.4cm
制作:2024年
PPF | 詩
Past = 過去
Present = 現在
Future = 未来
全ては同時にそこにある
PPF | 解説
本作は、時間をテーマにした作品である。
実際に10代の学生時代に使用していたスケートボードの板に絵を描いている。
過去、乗っていたスケートボード板に今の30代である自分が色を塗った。
この15年程の長い時間差を含めて1つの作品であると考える。
一方で、アインシュタインの相対性理論では、過去も現在も未来も同時に存在しているという。
時間とは、脳がつくり出す仮想感覚であり、全ては既に存在していると説く。
もしこの説が正しいのならば、このスケートボードは「10代のKotaという人間に買われて、街中で乗られて、30代では色を塗られる。」という全てのことが最初から決定されていたことになる。
そして、その未来も既に決定されていることだろう。
このスケートボードの運命も、私達の運命も。