深淵
題名:深淵
画材:アクリル、透明水彩、ペン、水彩紙、木板など
縦横:42 cm x 29.7 cm
制作:2021年
解説 1章 見る
「見る」それは、
曖昧な光情報を、曖昧な眼球で捉え
固定概念に拘束された脳が作り出す
その世界を信じるということ
脳が見せたい世界にいる私達は、誰もが皆違う世界を生きている
またこの世界には目に見えないが、確かに存在するもので溢れている
私達はそれらを感じたり、利用したり、あるいは氣付かなかったりする
解説 2章 猫
異次元を見たり、行き来できるとして
猫は、昔から神秘を象徴する動物である
彼らが何も無いスペースをじっと見つめている時
そこにはどんな世界が広がっているのだろうか
解説 3章 深淵をのぞくとき
“深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいているのだ”
by フリードリヒ・ニーチェ(哲学者)
何かを意識する時、
その何かもこちらを意識する
お互いが見つめ合い、繋がる
今、貴方が見つめているこの絵も
貴方を見つめ返している
貴方と繋がっている
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