青くて、遠くて、広い空。 | 旅の手記 | Kota | Oneness Artist
地面と顔が並行になることで初めて見れる景色と香り、音、感触。薬指の爪程に小さく健気に咲く白い花々。風は温かくもなく、寒くもなく、身体を高級毛布のように包みこんだ。空は青くて、遠くて、広い。遠くの木々達はフサフサと雄大に踊り合っている。
続きを読む地面と顔が並行になることで初めて見れる景色と香り、音、感触。薬指の爪程に小さく健気に咲く白い花々。風は温かくもなく、寒くもなく、身体を高級毛布のように包みこんだ。空は青くて、遠くて、広い。遠くの木々達はフサフサと雄大に踊り合っている。
続きを読む人間には嬉しいとか、悲しいとか感情があるけれど、「美しい」という感情もきっとあるのだと思えた。それは心が光溢れる悦びを放っているのに、どこか儚い切なさを内包していた。夜空に消えていく打ち上げ花火のようなものだった。
続きを読む”上手くいかなった”とは、その時の自分がある事象に対して決めつける烙印のような物であり、幻想だ。未来の自分から今の自分を見た時、それは大事な布石の1つだったと、きっとそう思える。
続きを読む何故だかは分からない。でも、もしかしたら、このメンバーでこの場所、この瞬間を何千回も何万回も繰り返してる。不思議とそんな感覚が芽生えていた。
続きを読む8歳とか9歳で死んでたかも知れない。そう思うとあの時に延命されたこの命に何とも言えない不思議な感情が芽生えた。愛おしいような、ありがたいような、良くここまで来たねという保護者のような感覚。
続きを読む暗い深夜の街を歩いている人は自分以外にほぼ誰も居なかった。彼の人生への情熱の炎の一部が僕の中に少し移って残っている。そんな氣がして全身を通り過ぎていく夜風がひんやりと心地良かった。
続きを読む人はひどく感動をすると咄嗟に上手く言葉を発せられないと知った。「また遊びに来て」ではなく「また帰っておいで」すごく、すごく温かい言葉だ。
続きを読む生きることとか、人生とかって猛烈に辛い時、苦しい時もある。だけど、きっとそんなに悪いものじゃない。暖かくて、優しい時もある。明るく迎え入れてくれる仲間も必ずいる。絶対に誰も独りじゃない。
続きを読む波風が全く無い湖の水面のような静寂で透明感がある凪の世界が頭の中では広がっていた。やがて、その湖の中に全身で浸かるとゆっくりと深い底へと体が落ちていった。その重力に身を任せていた。その落ちていく感覚は凄く自然で凄く心地よくて美しかった。
続きを読む「よく勘違いされるけれど、愛って言うのは、、好きが強くなったものじゃない。愛っていうものは、、愛なんだよ。」
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