響
僕たちは今に生まれ落ちた。
生きて、響き合う。
死んで、消えていく。
一瞬の共鳴と煌めき。

地球には、寿命も姿形も生態も異なる
多種多様な生命が存在する。
ある者が居るから他が生かされる。
ある種族はお互いが支え合うことで生かされる。
まるで個々の生命の音が響合い、共鳴し、大きな1つの音楽を奏でているようである。

古代から続く永久的にも思えるほど長く膨大な響きの中で、
偶然か必然か今ここに存在し合う私達。
お互いが出会い、共有し合い、生かされることで
奏でられる一瞬の奇跡の生命の響き。