日本に居ながら海外の展示会に参加してみた
2021年10月22日 - 31日
海外でのアート展に参加しました。
・イタリアのミラノ
・スペインのフエルテベントゥラ島
というヨーロッパの2つの場所で同時開催でした。

最新のテクノロジーによるデジタル展示という展示方法でした。
巨大モニターやプロジェクター等を使ったようです。
色々新しいことを考える人がいるものです。
私的な考察ですが、、この方法により、
・物質的な送料を抑えること。
・発送・返送の時間が抑えられること。
・破損のリスクを低減すること。
= アーティストもギャラリーにとってもメリットがあるように思えます。
一方で、実物の展示ではないことから、それは本当の展示ではないという意見もあるかもしれません。
ただ時代に沿った斬新なアイデアであることは間違いはないので、もしかしたらこの展示方法は今後も世界中で増えるかもしれません。費用の問題はあると想いますが、東京の渋谷の交差点の巨大モニターやNYのタイムズスクエアの巨大モニターを利用してデジタル展示をしてみるのもありかもしれません。

今回のアート展はM.A.D.S art gallery 主催のAldila展というものでした。
テーマは「あっち側」でした。
自分はそこに、
約1000年前の日本の芸術作品の
「鳥獣戯画」と「ゆく河の流れ」
2作品のオマージュ作品を
送り込むということをしてみました。

「約1000年ぶりに現代アートとして再創造され、
高度なテクノロジーと新しい方法で異国で展示される。」
この一連の行為を経て、よりアート性が増したと感じています!

とても良い経験&学びになりました!
しかし、、自分が行ったこと土地に作品だけ旅してくるとは。。
そして、今回の展示もそうですが、デジタルアート、NFT、VR展示など
デジタルの波が確実にアート業界にも波紋が広がって来ていると感じる日々です。
ありがとうございました!
P.S.
展示の様子の動画を担当のキュレーターさんにいただきました。
ご参考までに〜。